2022年1月、万全の感染予防対策の中、高崎市のeスポーツ施設『群馬eスポーツ』にて『第42回スマブラSPオフ会』が開催されました。
主催団体である「イセブラ」は群馬県内でもトップ規模を誇るオフ会主催団体であり、「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL(以下、スマブラSP)」のファンが集うオリジナルイベントを県内各地で開催しています。
今回は「イセブラ」の代表を務める「寝落ちさん(@neochi_deer)」へ独占インタビューを実施! オフ会にかける想いや活動理念、未来に描くビジョンなどを幅広く伺いました!
「イセブラ」代表:寝落ちさん’s Profile
2019年に「イセブラ」を設立。高崎市のeスポーツ施設『群馬eスポーツ』を始め、群馬県内各地でイベントを定期開催。現在は一度のオフ会で60人以上を集客する、県内でもトップクラスのイベントを主催。
「イセブラ」の活動のかたわら、東京・埼玉の3つの団体に所属し、活動の幅をさらに拡大中。
▼公式twitter▼
・イセブラ群馬!(@maebashioff_sp)
・ネオ・チヨノオー(@neochi_deer)
◎活動をスタートしたきっかけ
―現在の活動はいつから始められましたか?―
だいたい2年半くらい前から現在の活動を始めました。Twitterを利用して参加メンバー募集して、イベント会場を借りて、集客して、実際に集まったメンバーで盛り上がる、みたいな流れが多いですね。
ーもともと、イベント開催や主催などのご経験があったのでしょうか?ー
全くないです! 最初は僕がただ単純に(県外の)スマブラSPオフ大会に参加していたんですが、それがすっごく楽しかったんです。
でも、当時は群馬に同じような場所がなくて。そういう場を作りたいなと思って、自分で開催するようになったのが2年半前ですね。
ー「ないなら作っちゃえ!」という感じで?ー
まさにそうですね(笑)
僕が参加していたオフ会が、埼玉の草加市にある「ポヨスマ」っていう所だったですが、すごく環境が良くて。距離は離れていましたが、参加してよかったなって思っています。
県外のオフ会に参加して、ノウハウも経験値も積み上げられたので、群馬での今の活動に生かしていますね。
◎群馬で活動をスタートした「イセブラ」発足の経緯と活動への想い
▲「イセブラ」公式ツイッターより引用
ー2年半前にご自身の活動をスタートした時のことを教えてください!ー
いやぁ~、とにかく人が全っ然集まらなかったですね(笑)
一番最初のイベントだと、参加数が6人とかでしたね。
もっと言えば、最初はもちろん認知度0・参加希望も0なので、モニターやスピーカーなどの機材を自分で購入するところからスタートしました。
実家暮らしだったこともあって、毎回会場も借りていました。会場費ももちろん捻出できないので、最初はずっと赤字が続いていましたね。実家のひと部屋をイベント会場にするわけにはいかないので(笑)
ーイベントで使用する機材などはすべてご自身で揃えられたのですか?ー
はい、そうです。ほぼAmazonです(笑)
決して安い買い物ではなかったですが、当時の僕にははっきりとした趣味がなかったので、まぁいいや買っちゃおう!っていう感じでしたね。
いざ機材を揃えて、会場を借りてー。そこまでは良かったんですが……。
集客はどうするか、会場費はどうするか、実際の運営は? などなど、色んな課題に直面しすぎてしまって、最初はなかなか軌道に乗れない期間が長くありましたね。
ー下積み時代というか、苦しい期間を経たご経験が現在の活動につながっているんですね!ー
そうかもしれません。
なにか特別なきっかけがあったわけではないのですが、活動開始からずっとtwitterでの宣伝を続けていて、そこから徐々に参加希望の方が集まってきてくれた感じですね。
ーこんなに盛り上がれる会場で、同じ趣味を持つ仲間がたくさん集まれるなんて、最高に楽しいですね!ー
はい! 運営は大変なこともあるけど、本気で楽しいですね(笑)
◎寝落ちさんが語る、今後の「イセブラ」の未来像
ー新型コロナの影響も長引く中で、多くのファンから支持を得続けているのは素晴らしいですね!ー
ありがとうございます。ぶっちゃけ、群馬eスポーツさんからお声がけいただいたのがとても大きいですね。
集客やtwitterでの告知にご協力いただき、64人の参加者さんが集まったこともありました!
ー60人を超える規模のオフ会となると、運営にも力が入りますね!ー
そうですね。正直、てんやわんやしてました(笑)
でも、群馬eスポーツさんで開催したオフ会からのリピーター希望というか、何度も足を運んでくださる方もいらっしゃって。本当にありがたい限りです!
私事ですが、僕自身は「イセブラ」の運営以外に、埼玉県で2か所、東京で1か所のスタッフとしても活動をしていまして。東京の「篝火(かがりび)」っていう1番デカいところでもスタッフとして携わっています。
最初は僕もプレイヤーとして頑張ってたんですけど、いつもまにか「運営する方が楽しんじゃねぇか?」ってことに気づいちゃって(笑)
そこで学んだ経験やノウハウを自分の活動につなげられたらいいですかね。
ー今後、もっとやってみたい事やこれからのビジョンなどはありますか?ー
うーん、あまりはっきりとは見えないですけど、やっぱり今後も継続的にオフ会やイベントは開いていきたいなと思います。
ここ最近のイベントでは新型コロナの感染対策にも配慮しなければならないので、早く大人数で集まって楽しめる日が戻ってくるといいと思っています。
◎インタビュー後記
(「イセブラ」代表 寝落ちさんのインタビューを終えて)
今回の取材を通じてヒシヒシと感じたのは、「楽しい」「楽しみたい」という前向きでまっすぐな想いでした。
新型コロナウイルス感染症の拡大に歯止めがかからない中、ただ純粋に・まっすぐに「好き」と向き合う寝落ちさん。その姿や雰囲気が多くのファンを集め、愛され、輪を広げる原動力になっているのでしょう。
代表の寝落ちさんはもちろん、オフ会の参加メンバーの誰もがキラキラと輝く空間。大ビジョンに投影されるのはゲーム画面だけでなく、その奥にある「仲間」の絆なのかもしれません。
※「イセブラ」参加希望の方へ
前橋、(伊勢崎周辺)でスマブラspのオフを開いてます!!誰でも歓迎!ぜひ( *・ω・)
引用:公式twitterプロフィールより
高崎市や前橋市、伊勢崎市などで「スマブラSP」オフ会イベントを定期開催されています。詳細は公式twitterをご確認ください。
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